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幼児虐待や育児放棄の問題について思う [つれづれ日記]

子供は社会の宝物です。

最近毎日必ず新聞やテレビのニュースで目にする幼児虐待や、育児放棄事件。先日大阪であった痛ましい事件も印象に強く残っていますが、あの事件以降も同じ様な事件が続いているのが現実のようです・・・。

行政の対応が悪いという意見も多くあると思いますが、やはりこのような事件の根本的な問題は、”子供を持つということを理解せずに子供を持った”親が多いということでしょう。こんな親の元に生まれてきた子供達が不憫でしかたありません。世の中には辛い不妊治療を続けて、ようやく待望の赤ちゃんを授かる夫婦もいるというのに、命の重さも考えずに躾と称しての暴行や折檻がこの瞬間でも行われていると思うだけで心が痛みます。

先日紹介したJ.D.サリンジャーの「大工よ、屋根の梁を高くあげよ」の物語の中に、登場人物シーモアが自身の結婚に際し、結婚と子供について書いた文章のなかに、素晴らしい一説があるので紹介したいと思います。

「今日は一日じゅう、ベーダンタ哲学の論文集を読んで過ごした。結婚する二人は互いに相手に奉仕すべきである、という。互いに相手を高め、助け、教え、強めるべきであるが、なかんずく奉仕すべきである。二人の間の子供は、敬意と愛情をもって、しかも密着しないで育てるべきだ。子供は一家の客であって、愛し、かつ尊敬すべきである--が、決して所有すべきではない。子供は神のものだからである。何と素晴らしい、何と健全な、何と美しくもまたむずかしい、それ故に真実な言葉であろう。生まれて初めて責任の喜びを知った。」

ここに登場するヴェーダンタ哲学とは、インド哲学の中の一つで、著名な学者として現在でも大きな影響力を残しているシャンカラは、8世紀に活躍した人だそうです。(ここで言う神とはヒンドゥー教の神であり、宇宙全体をさすと解釈しても良いと思います)。1200年以上も前の8世紀に”結婚と子育ての真理”が語られているのに、21世紀の今日でこのような事件が起こるという悲しい現実を見ると、長い歴史の中で一番進化していないのは人間なのかもしれないと感じずにはいられません・・・。

このような悲しい事件が繰り返されないように、心から祈るばかりです。子供は社会の宝。行政も本腰を入れて、これらの問題に取り組み、一人でも多くの子供を助けてあげて欲しいです。

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トールバズ

やられてしまいました。先に書かれてしまった(笑)
実は自分もブログを書くに当たって決めてることが一つ有りました。
それは野球、新興宗教、政治、レイプ、幼児虐待については語るまいと決めておりました。

前2者はともかく、民主党の党内選挙
先日もあった沖縄での泥酔いさせた女子中学生をレイプした事件
そして、2人の子供を餓死させ自分はホスト遊びした大阪の風俗嬢

そろそろ禁を破り過激になるかも知れぬ文章を書かねばならないかな
と思っておる所でした。

事象の無残さを、俺のチンケなブログの発言ごときでは解決出来ぬことぐらいは判ってはおりますが
流石に怒りのバロメータが、書け書けと言ってるような今日この頃なのです
by トールバズ (2010-09-19 02:29) 

as

>トールバズさん、ようこそ!!私も触れないようにしていた話題の一つでしたが、ちょっと最近のこの種の犯罪が続いているので、書いてみました。まだまだこの世は捨てたもんじゃないと信じたいですね。
by as (2010-09-19 22:09) 

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